JAC東海勉強会

2011年11月30日

日曜にJAC(日本カイロプラクターズ協会)東海支部の勉強会がありました。

今回のテーマはめまい。

めまいの原因は様々なものがあります。
そのうちカイロプラクティックオフィスでよくみかけるようなものについて
講師の原先生が講義してくださいました。

神経学をよく勉強している先生だけあって、
脳神経や小脳大脳皮質の機能についての検査が盛りだくさんでした。
久しぶりに頭をよく使った気がします。

終わったあとは懇親会に。
飲み会でも原先生にいろいろと聞くことができました。
ありがとうございました!


翌日は休みだったので調子に乗って飲みすぎました。
名古屋からの電車に座れずちょっぴり辛かった…  


Posted by shimon at 20:19Comments(0)治療院

腰痛の原因

2011年11月30日

NHKのアサイチで腰痛特集をやっていました。
先日ためしてがってんでもやっていたようで、
見た方からのいろいろな質問がありました。

なんとなく思ったことをつらつらと書いてみます。

腰痛の原因の85%が原因不明ということについて。
これまでほとんど一般的にとりあげられることがなかったことです。

この原因不明の多さはなぜなのか。

画像所見で腰椎椎間板ヘルニア、脊椎の変形を見つけても
それだけでは腰の痛みは説明できません。
構造と痛みの間に直接の因果関係がないからです。

痛みは画像だけを見ても分かりません。

ほとんどの腰痛の方がそうでが、特定の動作で痛みが増悪します。
それは機能的な問題を示唆します。

寒い日などに腰痛がひどくなる人も多くいます。
これは交感神経が問題に関与しているのはと思われます。

急性の痛みは長く続くと、脳にいくルートが複雑化します。
さまざまな感情とも痛みはリンクしてしまいます。

こうした問題について、西洋医学だけで腰痛を解決できるとは私には思えないのです。
近代科学は対象をモデル化し、単純な因果律で結びつけます。

しかし、人間は社会的な生物です。
単純系ではなく複雑系です。
この人間を分析的な手法だけで説明がつけられるのか疑問です。

全人的に人をとらえることが腰痛の解決に必要なのではと思います。


抽象的な話になってしまいましたが、
具体的な話をする前に書いておきました。


これから具体的な話も書いていこうかなと思います。